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2015年5月2日土曜日

安倍演説の歴史的意義

- 全世界に通じる普遍的メッセージ -
日米両国の良識人による周到な根回しと、講演者の卓越した訴求力により、嘗て、金子堅太郎が親露世論を一気に親日に逆転させた名演説の再現が実現しました。

【日米戦争の終結宣言】⇒WWⅡ1,2位連合の成立
①大日本帝国の滅亡と日本国の復権
1946年4月29日(天長節:昭和天皇の誕生日): A級戦犯28人を起訴
1946年12月23日(皇太子明人親王の誕生日): 内7名の絞首刑執行
2015年4月29日(安倍晋三を米上下両院合同会議に招待): 絶賛される
以上の日時の一致は偶然ではありません。上の2つは、大日本帝国が名実共に消滅したことを日本国民に徹底するためのメッセージであり、3つ目は、大和王朝以来の日本国再建を承認したと言うメッセージです。
②昨日の敵は今日の友
、、嘗ての敵国は、今や不動の同盟国となった、、。
、、東日本大震災では、未曾有の規模で救援活動を展開、、そこにトモダチが居た!
③過去を棄てて新しき未来へ
、、積極的平和維持活動への参加、、。
、、日米両国が協力すれば出来る、・・やろうではないか!
(陸軍特別攻撃隊隊長山本卓美中尉の日記:
http://from76.exblog.jp/12846661/

【WWⅡ交戦国としての歴史認識と反省】
①アジア諸国民に惨禍を及ぼしたことを痛切に反省(敢えて、経緯は問わず!)
②最大の犠牲者は常に女性だったことを史上初めて宣言(敢えて国籍は問わず!)
③五属協和とか植民地解放とか、戦勝国の古傷を暴くような言い訳はしない
以上のメッセージが言わんとしている深謀遠慮を理解できないか、敢えて曲解して低次元の不満を並べているのは、今や韓国政府と反日メディアや反日日本人、彼らと誹謗合戦を演じる独断的自称愛国者や盲目的国粋主義者くらいのものです。
中国政府でさえ、賞賛こそしないものの子供じみた批判はしていません。

【前提:諸外国の国民感情に対する暗黙の配慮】
①他国の宗教や風俗習慣は理解できないのが当たり前。それを前提にして、公正なルールをどう確立するかと言うのが政治の主題です。相互理解は、焦らず謙虚に一歩々々根気良く進めるべきでしょう。
(文化人類学に期待:
http://byoshonikki.blogspot.jp/2014/05/50.html
②意図的に国民感情を煽って対外摩擦をエスカレートさせようとする集団は何処の国にも存在しますから、彼らの言動と民族・国民性を同一視すべきではありません。
③したがって、如何なる国とも複数の対話・交流ルートを維持すべきであり、特定の国との友好に親子何代にもわたって尽力している政治家をいきなり売国奴視する人は、独断的自称愛国者や盲目的国粋主義者に堕する危険と隣り合わせです。

以上の認識を共有した上での日米共同作業の成果ですから、これを打ち毀しにするような言動はそれこそ軽挙妄動と言われても仕方ありません。
それにしても、今回の一連の日米交渉において、C.Kennedy 駐日米国大使の存在が大きな役割を果たしたことは特筆大書さるべきでしょう。
彼女の父、JFK が日本に送り込んだ駐日大使、E.O.ライシャワーが、歴代随一の日本通だったことは有名ですが、彼の著書 "The Japanese" は、今や、駐日米国大使館員の必読書になっているのかも知れません。

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