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2014年12月1日月曜日

大石先生を偲ぶ会

恩師を偲ぶ会に出席して来ました。

去る11月28日(金曜日)、永田町の山王日枝神社と向かい合うキャピトルホテル東急で、ゼミの恩師、大石泰彦東大名誉教授を偲ぶ会が開かれ、最後のお別れをして来ました。
http://byoshonikki.blogspot.jp/2014/07/blog-post_20.html(関口益照:昭39年卒)
http://www.suzuki.org/japanese/ronbun/right_mag20140611.html(鈴木淑夫:昭30年卒)
案内状に、学会を始め、官界、政財界で活躍する多くの方々の声・・云々、と有ったので、情報大学時代に小田稔学長が急逝されたときのような、物々しい弔問外交もどきになるのではと、一旦は、欠席するつもりで友人にもメールで連絡していたのですが、若しかしたら結婚式で媒酌の労を取っていただいた満知子夫人にご挨拶できるかも知れないと思い直して行って来ました。

いざ始まると、入り口では、新聞等でお馴染みの錚々たる大先輩3人の所謂、立礼を受け、次いで遺影に向かって献花、夫人へのご挨拶が延々と続きましたが、懸念していた社交儀礼抜きの和気藹々たる同窓会の雰囲気で、ほっとしました。
最年長は昭和28年卒で私より9歳上、最年少は昭和57年卒で20歳下でしたから、50代前半~80代後半までの高齢者ばかりで、事務方で走り回っていた女性も、どこかの学会長とか言っていました。

こういうときは、老人が杖を付いて危なっかしそうにしているのは、圧倒的に有利です。
http://members3.jcom.home.ne.jp/sekiguchi_prof/ryakureki/keiyu2013.6.html
夫人とも2番目くらいに長い時間お話が出来ましたし、その後は、幹事の一人らしい人が発起人やご家族の席のすぐ後ろの席へ案内してくれました。

席についてから徐ろに会場を見渡すと、座っているのは精々50~100人、残りの200から300人は立ったままでした。その中に同期の片山君(夫人と一番長々と話していたのは彼です)と森田君を見つけたので私の横に座らせて3人で大きな顔をしていました。

発起人の中には、今回文化勲章を受けた根岸隆氏、安倍首相のブレーンとなった浜田宏一氏らがいました。

浜田さんには、ぜひ聞いてみたい事がありましたが、大石夫人らと同じ丸テーブル席だったので会場では遠慮しました。
ところが付いていたと言うか、退場の際、出口に立っていた見送り人の一人が浜田さんだったので、単刀直入に2つ質問してみました。
ひとつは、「日本でハイパーインフレは、(当分の間)起こりませんよね?」
もうひとつは、「資産インフレは、(ジェラシーの問題を別とすれば、日本経済にとって)悪いことではないでしょう?」

先生がどう答えたかは、言えませんが思ったとおりの感触でした。
亡き恩師から最後のプレゼントを頂いたと思っています。

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