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2010年2月19日金曜日

油蝉の鳴き声

飽くまでも雑感(よしなしごと)である。

油蝉の鳴き声とモーツアルトのトルコ行進曲の一部が似ている!

もうかれこれ50年以上前から、そんな気がしてきたが人に向かって言ったことは無かった。しかしこれは真面目な話である。
油蝉の鳴き声と言っても鳴きはじめや鳴き終わりのジージーというところではなく、羽と共鳴器を思いっきり広げて絶好調で鳴り響かせているときの声である。こと虫の鳴き声に関しては世界に冠たるわが日本語であるが、不思議なことにこの最もポピュラーな鳴き声の擬声語を聞いたことが無い。ならば自分がと子供のころから考え続けてきたがどうしてもピッタリの言い方が見つからなかった。
またトルコ行進曲と言っても最後の方のほんの一小節くらいの部分である。
らんらんらんらんらーん ららーん ららーん ららんらららん

こう書いてもいかにも歯痒いので、双方の似ていると思う部分を実際の音で比較してみたいが、適当なMIDIファイルを準備するのに一寸時間がかかりそうなので、取り敢えず「問題提起」だけしておくことにする。

2 件のコメント:

  1. 若しかしたら、油蝉の鳴き声に擬声語がないのは、旨く母音に対応させることが出来ないからかも知れない。つまり、角田忠信博士が発見した日本語脳の特性、左脳による自然音受容には、子音の連続のような油蝉の鳴き声は適さないと言うのが正解かも知れない。だとすれば、70年以上にわたる私の努力は無駄骨折だったと言うことになる。
    因みに、ミ~ンミ~ン、や、カナカナ、・・等にあたるぴったりの擬声語が無いか探してみることをお勧めする。

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  2. この演奏のの3分00秒辺りからの数小節がそう聞こえるのです。
    https://youtu.be/bO3Cmpd2ZDM?t=3m

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